プレシャス(precious)
『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場するオーパーツの総称群。
作られた年代とジャンルの幅も激しく、その種類も「動植物」・「鉱物」・「呪いが掛けられた物騒な物体」・「20世紀頃の代物」・「現代に伝えられた伝承の元となった物」・「過去の文明が滅ぶ原因となった物」・「意志を持つ生命体」…など、様々である。
そのためか、どのような技術で作られたのかは不明な物が非常に多いが、確かなのはそれに内包する力は人類には手にも負えないほどあまりにも強力なものであり、その危険度を「ハザードレベル」で具体的に数値化している。ガジャはこれを「人類の夢がプレシャスという名の滅びの力を創りだしたにすぎぬ」という旨の台詞を言っている。
ボウケンジャーは基本的に確保を目的とし、確保に成功したプレシャスはサージェス財団のプレシャスバンクに保管される。しかし、マッドネス・ウェザーのようにあまりにも危険なプレシャスの場合は破壊命令が下され、被害を最小限に留めるべく、これを破壊する。
プレシャス一覧
名称 | ハザードレベル | 造られた時期 | 保護された場所 | 解説・効果 |
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ゴードムの心臓 | 86 | 約4万年前 | 海底(ゴードム神殿) | 巨大兵器「巨神ゴードム」の核となる超科学エネルギーシステム。 僅かな水の力だけでも巨大兵器を動かせる力を発揮できる。 Task48にて大神官ガジャによって奪われた(と言うよりは奪還された)。 |
ゴードムの脳髄 | 130 | 約4万年前 | 山(ドイル大密林) | ゴードムの心臓と対をなす超科学エネルギーシステム。 |
三国覇剣 | 120 | 西暦200年~230年頃 | とある神社 | 手にした者は、ひと振りで百万の軍勢をなぎ倒し、世界の覇者になることができるという伝説の剣。 かの軍師、諸葛孔明によって青龍刀(せいりゅうとう)・蛇矛(じゃぼう)・双股剣(そうこけん)の3つに分かれ、 青龍刀と蛇矛を組み合わせることで三国覇剣となる。双股剣は三国覇剣の恐るべき力を封印する力を持っているが、 これは何者かによって悪用された時に備えて造られていると考えられる。 |