天装戦隊ゴセイジャー

2013年8月13日 (火) 22:58時点における下駄ボロット (トーク | 投稿記録)による版

概要

『天装戦隊ゴセイジャー』は、テレビ朝日をキー局に、2010年2月から地上波放映がスタートされた変身ヒーローもの連続ドラマ。
キー局の放映時間は、毎週日曜日7:30~8:00だった。

スーパー戦隊シリーズの、34本目のタイトルにカウントされている。

TV番組のシリーズ構成

物語の特徴

--など。

原作

補足

スタッフ

TVシリーズのスタッフ

キャスト

TVシリーズのレギュラー、準レギュラー

楽曲情報

OP主題歌「天装戦隊ゴセイジャー」(作詞=吉元由美、作曲=YOFFY、編曲=Project.R(籠島裕昌)、歌手=NoB (Project.R)、歌詞) ED主題歌「ガッチャ☆ゴセイジャー」(作詞=藤林聖子、作曲=岩崎貴文、編曲=Project.R(大石憲一郎)、歌手=高橋秀幸(Project.R)、ヤング・フレッシュ、歌詞) 挿入歌「闘え! そして糧を得よ!」(作詞=八手三郎、作曲=高取ヒデアキ、編曲=Project.R(高木洋)、歌手=高取ヒデアキ(Project.R)) 挿入歌「降臨! ゴセイグレート」(作詞=八手三郎、作曲=三宅一徳、編曲=三宅一徳、歌手=NoB(Project.R))

ソフト商品

以下の商品が発売された事がある。

基本用語

ゴセイジャー
「護星者」とも(オープニング画像のタイトルにみられる表記)。ゴセイ界から研修のため地球に来た見習い天使たちが、チェンジカードで変身した姿がゴセイジャー。ただし、「チェンジできなければ本来のゴセイパワーは使えない」とも言われている。
護星天使
「地球とすべての命を護ること」を使命に「遥か昔より、人知れず邪悪な存在と戦ってきた」。
ゴセイ界の出身で、幾つかの種族に分かれている。
天装戦隊ゴセイジャー
「地球とすべての命を護ること」を使命にする護星天使のチーム。
ただし、作中で活躍するのは、護星天使の正式免許をもらう前、地球で研修中だった見習いたちのチーム。研修中だった彼らは、第1話(epic1「護星天使、降臨」)冒頭で、護星界との交通、連絡を絶たれてしまう。
メンバーが揃うと、1人1人が名乗りと共に変身。最後に「星を護るは、天使の使命!! 天装戦隊ゴセイジャー!」と唱和。
天装戦隊

主要キャラクター

天装戦隊ゴセイジャー

アグリ(演者=浜尾京介)
ランディック族の出身で、モネの兄。ゴセイブラックに変身。前向きだが、直情的で、気が短く思えるときもある。
  • モネ曰く「お兄いちゃん、1度ハマるとのめりこむタイプ」らしい(epic7「大地を護れ!」)
天知秀一郎(演者=山田ルイ53世)
天知望の父親。天知博士。市井の天文研究者で、私設の「天知天文研究所」で研究している。
いつも朗らかな笑みを絶やさない。鷹揚な性格で、唐突なゴセイジャーの下宿も快く受け入れる。ただし、「天文学に興味のある若者がこんなにいるとは」などと、自分の妄想に引き寄せた一人合点をしてる感じ。服のボタンの掛け違い、不ぞろいの靴下を平気で履くなど、身の回りのことについてはズボラらしい。天知邸には望の母はいない様子で、ちょくちょく望が、父、秀一郎の服装に注意をしている。
天知望(演者=中村咲哉)
ゴセイジャーのアラタと友達になる小学生。自分の勘違いで、友人を非難してしまったことを謝ろうかどうしようか迷ってる独り言を、アラタに盗み聞きされたうえ、説教される。
急いで立ち去るアラタが落とした謎のカード(チェンジカード)を拾い、好奇心もあってアラタの後をつける。そして、アラタたちの会話を盗み聞きしていたところを、エリに拉致され、ハイドに記憶を奪われそうに。そこで、アラタが、望は友達だから、自分たちのことは他人に話さない、と記憶操作を止めさせる。
アラタ(演者=千葉雄大)
スカイック族の出身で、エリとは幼馴染。ゴセイレッドに変身する。うっかり屋で、しょっちゅう細かなミスを冒すが、あまり気にしない。
epic1「護星天使、降臨」では、姿をみられるべきでない地球人(天知望)に姿を見せてしまううえ、ゴセイレッドに変身するためのチェンジカードを落とし、望に届けてもらう。アラタが望と会うのは、天の塔が破壊された日から10日後のことだった。
「とにかくやってみる」がモットー。お人よしでもあり、しょっちゅうエリの気まぐれに、つきあわされている。
  • 同じスカイック族のエリとは幼馴染。この件はシリーズ序盤からセリフの端々で匂わされていた。
    epic13「走れ! ミスティックランナー」では、幼少時のアラタとエリの回想場面が描かれる。子供の頃からエリがアラタに対してお姉さんぶっているが、設定上は、アラタはエリの1歳年下。
  • スカイック族以外のゴセイジャーや地上人からみると、妙に余裕があるように見えることもあるらしい(epic13、他)。
  • 高いビルの屋上が気に入ってる。「ここは、街全体が見渡せる。地上に来て見つけた俺のお気に入りの場所でさ。時々来てるんだ」(epic13)。
    epic1でも人間の姿で初登場したときは、高いビルの屋上にいた。epic13と同じ場所かもしれないが、不明。
エリ(演者=さとう里香)
スカイック族の出身で、アラタとは幼馴染。ゴセイピンクに変身する。楽天的だが、気まぐれだし、大雑把。
「なんとかなるなる」、「結果オーライ」などが口癖。
  • 同じスカイック族のアラタとは幼馴染。この件はシリーズ序盤からセリフの端々で匂わされていた。
    epic13「走れ! ミスティックランナー」では、幼少時のエリとアラタの回想場面が描かれる。子供の頃からエリがアラタに対してお姉さんぶっているが、設定上は、エリはアラタの1歳年上。
  • エリにはおっちょこちょいな面もあり、単なる思いつきを、思い込みでさも確信あり気に語ることがある(epic7「大地を護れ!」、他)。
  • 生活態度は、気ままでフリーダム。朝からお菓子を食べてるなどして、モネを怒らせるなども(epic9「ガッチャ☆ゴセイガールズ」)。
  • ただし、戦闘では、epic9以降、ゴセイイエロー(モネ)とのコンビネーション戦闘がよくなった。
ゴセイイエロー(スーツアクター=野川瑞穂、声優=にわみきほ)
虎をシンボルにしているランディック族のゴセイジャー。変身すると「恵みのランディックパワー!!」と、唱える。
タイガーヘッダーをゴセイブラスターに装着し、タイガーバレットを射ち出す。専用武器は、ランディッククロー。
ゴセイナイト
ゴセイピンク(スーツアクター=蜂須賀祐一、声優=さとう里香)
フェニックスをシンボルにするスカイック族のゴセイジャー。変身すると「息吹のスカイックパワー!!」と、唱える。
フェニックスヘッダーをゴセイブラスターに装着し、フェニックスバレットを射ち出す。専用武器は、スカイックショット。
ゴセイブルー(スーツアクター=福沢博文、伊藤慎 、声優=小野健斗)
鮫をシンボルにしているシーイック族のゴセイジャー。変身すると「怒濤のシーイックパワー!!」と、唱える。
シャークヘッダーをゴセイブラスターに装着し、シャークバレットを射ち出す。専用武器は、シーイックボウガン。
  • ズテラメドロプ星人、研究のアバウタの分析によれば、ゴセイブルーは、天装戦隊の「連携の要」とのこと(epic7「大地を護れ!」)。
ゴセイブラック(スーツアクター=押川善文、声優=浜尾京介)
蛇をシンボルにしているランディック族のゴセイジャー。変身すると「巌のランディックパワー!!」と、唱える。
ゴセイレッド(スーツアクター=竹内康博、声優=千葉雄大)
ドラゴンをシンボルにしている、スカイック族のゴセイジャー。変身すると「嵐のスカイックパワー!!」と、唱える。
ドラゴンヘッダーをゴセイブラスターに装着し、ドラゴンバレットを射ち出す。専用武器は、スカイックソード。
ハイド(演者=小野健斗)
シーイック族の出身。ゴセイブルーに変身する。くそ真面目で、常に冷静な指摘をするが、ランディック族や、スカイック族のメンバーに言わせれば「細かい」とされがち。口うるさく、融通が利かない面もある。
  • 水に触れて、その水質を知ることができるらしい。
  • モネ曰く「おっさん」(epic14「最強タッグ誕生!」)。
    ただしこれは、ハイドに子供扱いされたモネが言い返したもの(確かに子供だ)。ハイドの方も自分は「大人だからな」と言い返していた。どっちもどっちだ。
    設定上も、ハイドは天装戦隊中、わずかな年齢差だが最年長ということになっている。
モネ(演者=にわみきほ)
ランディック族の出身で、アグリの妹。ゴセイイエローに変身する。前向きだが、短慮で個人プレーに突っ走ることもある。性格は生真面目だし、仕切り屋で段取り好き。ズバズバものを言い、しばしば、口うるさくなることがある。
  • 植物も含めた大地の生命と交感できるらしい(epic9「ガッチャ☆ゴセイガールズ」)。
  • 戦闘では、epic9以降、ゴセイピンク(エリ)とのコンビネーション戦闘がよくなった。
  • エリ曰く「ビシバシ系のモネ」(epic11「スパーク・ランディックパワー」)。
  • ハイド曰く「子供」それも「典型的な子供」(epic14「最強タッグ誕生!」)。
    設定上も、モネは天装戦隊中、わずかな年齢差だが最年少ということになっている。実は、アラタやエリよりも若く、唯一のハイティーンという設定。
  • epic11「スパーク・ランディックパワー」では、ダメージを受けても、モンス・ドレイクの支援で即時回復するダイケシ星人、電撃のヨークババンガーに対し、「何か作戦あるのか?」と訊くゴセイブラック(アグリ)に向けて、「あるよ、力ずくで倒すの!!」と、ゴセイイエロー(モネ)。

関連事項

天知邸
広い敷地に建つ煉瓦作りの洋館。天知親子の2人暮らしには明らかにオーバースペースだが、私設の「天知天文研究所」も兼ねているのだろう。
epic3「ランディックパワー、分裂」で、天知望が「星のデータの整理とか、父さんの手伝いとかしてくれれば」「ずっといても構わない」と、ゴセイジャーの下宿先として紹介。望的には「護星界に帰れない、困ってる人」を心配したらしい。望の話を聞いた天知博士の方は、「天体に興味を持っている若者がこんなにいて嬉しい」と、何か勘違いしてゴセイジャーの5人の下宿を了承。
邸内には、妙に貴族風な家具調度品があったりする。
ゴセイジャーの5人が下宿することになる部屋は、長年物置に使われたらしい部屋で、はじめ雑然といろいろな物が押し込められ、蜘蛛の巣も張っていた。モネがあげた第一声が「きったなー! ほんとにここに住むの?」。
エキゾチックブラザー
epic8「ゴセイパワー、暴走」で初登場する、4体のゴセイヘッダーの総称。ドラゴンヘッダーと同形だが、それぞれが、水色、紫色、オレンジ色、黄緑色に彩色されている(本来のドラゴンヘッダーは赤色)。
トツネホ星人、出鱈目のファンダホーの能力で、天装術を制御できなくなったアラタが、ドラゴンヘッダーを召喚しようとして無地のゴセイカードにクレパスで直接ドラゴンヘッダーの絵を描き天装したところ、テンソウダーがカードを誤認識し召喚された……らしい。再現性はなく、真相は不明。
ゴセイグレートに変形合体して、エキゾチックゴセイグレートに。正面方向に転回されたゴセイグレートの翼に、右から左へ水色、紫色、オレンジ色、黄緑の順でジョイントしていく。
ゴセイ界
護星天使の本拠地で、マスターヘッドがいる。地球とは天の塔で結ばれていた。
護星界がどんな場所かは不明だが、地球のある宇宙とは異世界にあるらしい。epic2「ファンタスティック・ゴセイジャー」では、太陽フレアが最大になる時に、ゴセイパワーを使えば、通路を開ける可能性がある、とされた(この時、ゴセイジャーは、ウォースターとの戦闘を優先し、地球へ残留することに)。
ゴセイカード
普段は銀色で無地のカード。ゴセイジャーが、パワーやアイテムの名を唱えると、対応する絵柄が出現。これをテンソウダーにセットするとゴセイパワーを発揮したり、アイテムを出現させたりする。
  • ゴセイジャーがピンチにもめげず意気を高めるような局面で、しばしば、無地のカードに新しい絵柄が現われ、新しい能力やアイテムを使えるようになる。
ゴセイグレート(スーツアクター=日下秀昭)
コンバインカードが使われると、ゴセイドラゴン、ゴセイフェニックス、ゴセイスネーク、ゴセイタイガー、ゴセイシャークが天装合体して完成する天装巨人。
飛行能力を持ち、武器はゴセイドラゴンのパーツで構成されたドラゴンソード。ドラゴンソードは、普段、背中に斜めにジョイントされている。
各ヘッダーは、合体後の本体から分離し、遠隔攻撃(ヘッダーアタック)が可能。ヘッダーパンチやヘッダーキックなどの攻撃をみせる。
ゴセイシャーク
シャークヘッダーが潜水艦と接触して胴体を形成するゴセイマシン。水中戦が得意。ゴセイブルーが搭乗。
変形合体すると、ゴセイグレートの右腕になる。
ゴセイスネーク
スネークヘッダーが新幹線接触して胴体を形成するゴセイマシン。列車のような長い胴体で地上を走行。ゴセイブラックが搭乗。
変形すると、ゴセイグレートの腰、右脚、左太腿になり、まずゴセイタイガーと合体。2体がゴセイグレートの腰から下の部分になる。
ゴセイタイガー
タイガーヘッダーがブルドーザーと接触して車体を形成するゴセイマシン。ゴセイイエローが搭乗。
変形しながら、まずゴセイスネークと合体。ゴセイグレートの左脚(膝から下)になり、2体でゴセイグレートの腰から下の部分になる。
ゴセイドラゴン
ドラゴンヘッダーが旅客機と接触して胴体を形成するゴセイマシン。全身真紅で、ワイバーンのような形状。ゴセイレッドが搭乗。
変形合体すると、ゴセイグレートの頭部と胴体になり、ドラゴンの尻尾と頸部はそれぞれドラゴンソードの刀身と柄になる。
ゴセイバスター
5人のゴセイジャーがそれぞれの専用武器を組みあせて作る、クロスボウに似た形状の大形武器。組み合わせた後、5人が1枚ずつ種族の紋章カードをセット(カードはセットと同時に丁度下敷きくらいの大きさに変化)して使用。5人で支えながら、ゴセイダイナミックを放つ。
ゴセイパワー
ゴセイジャーが使う超常的なパワー。様々に発現するが、ゴセイカードを、テンソウダーにセットすることで発動するらしい。
  • epic8「ゴセイパワー、暴走」で、ゴセイパワーの制御ができなくなったゴセイレッドがアラタの姿に戻れなくなった時、ハイドはゴセイカードを使い続け、ゴセイパワーを使い尽くせば元の姿に戻れる、旨を告げる。このことから考えると、ゴセイパワーは、元々、護星天使たちの身体に秘められたエネルギーで、その応用(天装術)にゴセイカードが用いられるのかもしれない(?)。
ゴセイフェニックス
フェニックスヘッダーがジェット戦闘機と接触して胴体を形成するゴセイマシン。フェニックスのような形状で、アクロバット飛行が得意。ゴセイピンクが搭乗。
変形合体すると、ゴセイグレートの左腕になる。
ゴセイブラスター
ゴセイジャーの共通装備で、銃のような外形の武器。一応、共通装備だが、ゴセイヘッダーを着けかえることで、射撃モードにあたる攻撃パターンが変化する。
スネークヘッダーをゴセイブラスターに装着し、スネークバレットを射ち出す。専用武器は、ランディックアックス。
ゴセイヘッダー
伝説獣を含んだ動物の頭部を模したような機械生命体。後部からジェット噴射のようなイメージの火焔を噴射しながら、宙を飛ぶ。
それぞれが、自律的な意志も持つとの設定らしいが、ゴセイジャーがゴセイカードを使うと、ワープする感じで飛来してくる。
  • 大きさもかなり変化し、小形形態では、ゴセイブラスターのアタッチメントになる。大形形態では、ゴセイマシンに変化。巨大化したゴセイヘッダーが、乗り物に接触。接触した乗り物の形態を参考にする感じで、ヘッダーの後ろに胴体が生える。
  • 当初は、ゴセイジャーそれぞれのシンボルと同じ5体のゴセイヘッダーのカードを使った召還に応じ、小形形態でワープしてくる。
    epic2でゴセイマシンの召還カードが使われるようになると、どことも知れない小島に建つ神殿のような建造物の内部から、5体のゴセイヘッダーが飛び出す場面が映されるようになる。ゴセイヘッダーは、巨大形態が基本形なのかもしれない。
    5体のゴセイヘッダーは潜む、神殿のある島は海中にあるらしい。海上に浮上する様子は、epic12「ミラクル・ゴセイヘッダー大集合」で描かれる。
  • epic5「マジカル・ハイド」で、マスターヘッドは「ゴセイヘッダーは、5体だけじゃない。地球のどこかにまだ何体も眠っている」と、データスを通じてゴセイジャーに語る。
    その話を聞いて、混乱する望に、エリは「私たち護星天使を助けるために、人間界に降りてきて、どこかでひっそり暮らしている」のがゴセイヘッダーだ、と教える。
    epic12「ミラクル・ゴセイヘッダー大集合」で、アラタは、「ゴセイヘッダーも地球の一部」と語る、護星界から降りてきたのか、地球の一部なのか、もうわけがわからない。考え方としては、「護星界も実は地球の一部」説。「護星界から降りてきた後、地球の一部になる」説、など他にもあるだろう。
ゴセイマシン
護星天使の伝承で「五色の力、光より現れ、闇を打ち砕く」と伝えられていた伝説の力。
いずれも機械生命体で、ゴセイカードで呼び出されると、ゴセイジャーを搭乗させ、変形合体。天装巨人になる。
さかなクン博士(演者=さかなクン)
天知博士(天知秀一郎)の友人である、さかなの専門家(海洋学者??)。再会した5000℃のクラスニーゴにマジスの復讐をしようとしていたハイドに、「広く大きく海を護ることが大事」と、思い出させる。
アラタは、初対面のとき、さかなクン博士に何か特別なものを感じたらしい。事実、さかなクン博士が、去り際のハイドに向けて「頑張って、天使さん」と、声をかける。
シーイック族
護星天使の一種族。エイのような水棲生物をデザイン化した紋章を使っている。
機敏さに優れている。傾向として、用心深く慎重で、かつ冷静。ランディック族い言わせれば「臆病」。
シーイックブラザー
epic5「マジカル・ハイド」で初登場する、ソーシャークヘッダー、ハンマーシャークヘッダー、マンタヘッダーの3体のゴセイヘッダーの総称。宇宙ウィルスで子供たちを苦しめた、バグンテス星人、流感のウチュセルゾーに対し、ゴセイブルーが怒りを滾らせた時、召還カードが生じた。
ソーシャークヘッダーがゴセイグレートの右手に、ハンマーシャークヘッダーが左手に、マンタヘッダーが頭部に変形合体して、シーイックゴセイグレートとなる。ゴセイグレートの腕のヘッダーは、膝のジョイント部に移動、頭部は収納された後に、マンタヘッダーが合体。
ゴセイブルー以外のゴセイジャーが、小形形態のシーイックブラザーを装着したゴセイブラスターを使うと、ブルーとの同時射撃で、シーイックバレットの合体攻撃を放てる。
彗星のブレドラン(スーツアクター=清家利一、声優=飛田展男)
ウォースターの幹部級宇宙人。甲虫のような角を持つ。長槍を武器に、槍先や掌から「彗星弾」を放つ。ビービ虫の創造者で、星人を巨大化させる役目も担っている。
epic1で、地球について「これまで侵略した惑星とは少し違う」と、モンス・ドレイクに進言。
スカイック族
護星天使の一種族。「風を司る」と言われる(epic4「響け、天使の歌」)。翼をデザイン化した紋章を使っている。
敏捷性や移動力に優れている。聴力にも優れているが、反面、強烈な騒音には極端に弱い。傾向として楽天的で脳天気。ランディック族に言わせると「大雑把」。
  • ズテラメドロプ星人、研究のアバウタの分析によれば、スカイック族の2人は「スピード自慢」で機動力があるとのこと(epic7「大地を護れ!」)。
スカイックブラザー
epic9「ガッチャ☆ゴセイガールズ」で初登場する、タカヘッダー、クロウヘッダー、プテラヘッダーの3体のゴセイヘッダーの総称。ブスワ星人、女王蜂のイリアンに、追い詰められているゴセイイエローを救おうとして、召還カードが発現。
ゴセイグレートに変形合体して、スカイックゴセイグレートに。タカヘッダーが頭部になり、クロウヘッダー、プテラヘッダーはそれぞれ右肩、左肩の翼部分にジョイント。
ゴセイブラスターにセットして使用すると、それぞれが、タカバレット、クロウバレット、プテラバレットを放つようになる。
データス(スーツアクター=神尾直子、声優=宮田幸季)
ゴセイジャーのアシストをするキャラクター。スーパー戦隊バトル ダイスオーの筐体に手足が付いたような外見で、一見ロボットのように見える。
なぜか、天知邸で物置として使われていた部屋に、他の家具類と一緒に埋まっていた。「護星界のマスターヘッドの命令で、緊急事態に備えて眠っていた」と、言うが、何故、天知邸で埋もれていたのかは、さしあたり謎。
epic4「響け、天使の歌」で、アラタとエリ、スカイック族の2人が倒れた時に起動。敵の捜索や、データ整理に優れている。
  • epic11「スパーク・ランディックパワー」で、巨大化する能力と、データスハイパーに変形する能力を得る。
データスハイパー
護星戦隊のアシストキャラ、データスが、巨大化しつつ変形する戦闘フォーム。epic11「スパーク・ランディックパワー」で、ダイケシ星人、電撃のヨークババンガーにゴセイパワーを吸い取られ、ゴセイグレートがピンチに。その様子を見たデータスが悔しがった時、変形用アイテム、ハイパーチェンジヘッダーの召還カードが出現。同時に巨大化能力も得た様子。
ゴセイジャーがカードをテンソウダーに挿し込むと、ハイパーチェンジヘッダーが飛来。巨大化したデータスは「ハイパーチェンジ」と唱えながら、ハイパーチェンジヘッダーを頭部として合体変形。変形完了と共に「。「データスハイパー、アップグレード!」と唱える。
データスハイパー形態の時は、キャラが変わる感じで、1人称が「オレ」になる。簡単に巨大データス形態に戻るようだが、この時はキャラも戻る様子。
データスパンチを主にした近接戦闘が得意で、胸部から打ち出す「データスダイナミッククラッシュ」が必殺技。
天装術
ゴセイカードとテンソウダーとを使った術。
大別すると、ゴセイジャーに変身する術、武器やゴセイヘッダーを召還する術、武器やゴセイヘッダーを変形合体させたり特殊な攻撃を発動させる術、ゴセイジャー自身に特殊な攻撃や能力を発動させる術に大別できるだろうか。
  • エリ曰く「天装術で1番大切なことは、大好きなものをいっぱい、いーっぱい作ること」らしい(幼少時のエリが、同い年のアラタに語ったセリフ。epic13「走れ! ミスティックランナー」)。
テンソウダー(音声=沢木郁也)
ゴセイジャーたちの共通装備。面長な仮面のような形状。天装術を使用するためのアイテムと、通信機とを兼ねている。通信機としては、地球でのメンバー同士の通信や、護星界にいるマスターヘッドとの交信に使われる(ただし、護星界との交信は、基本的には途絶していて、時々偶然のように通じる)。
下あごにあたる部分を引き出すと「ガッチャ」という音声を発す。ゴセイカードをセットすると、カードの種類や、出現する武器アイテムなどの名前を発声。
ゴセイマシンに搭乗したゴセイジャーは、それぞれコクピットでコンソールにテンソウダーをセットする。
天の塔
護星界と地球とを繋いでいた塔。地球側の先端は、どことも知れない氷原か極地にあったが、epic1「護星天使、降臨」の冒頭で、流星のデレプタによって破壊される。
宇宙虐滅軍団ウォースター
色々な星の宇宙人が寄り合った侵略群団。可動宇宙ステーションのようなイメージの基地を、本拠地にしている。何故か昆虫型の宇宙人が目立つ。
  • 「地球を侵略する」と言っているが、「地球を更地にする(epic1)」、「地球人の人身売買(epic2)」、「地球を氷結させる(epic3)」の他、epic4「響け、天使の歌」では「地球を揺さぶり、震わせ、一挙に打ち砕く」(彗星のブレドラン)など、まともに征服する気はなさそうだ。あるいは、制圧した後、どこかに資源を売り払う感じか(?)。
    epic6「ブレイクアウト・ゴセイジャー」では、流星のデレプタが「この星の人間など、この宇宙においては、無駄な存在だ。とるに足らん、クズのようなものだ」と、ゴセイレッドに語る。
  • epic11「スパーク・ランディックパワー」では、大王モンス・ドレイクが「宇宙最強の虐滅軍団」と豪語。
ハイパーゴセイグレート
ゴセイグレートの強化形態。epic12「ミラクル・ゴセイヘッダー大集合」にて、ビービ虫で巨大化したデレプタとの戦闘シーンに初登場。
ゴセイグレートにデータスハイパーが合体した上で、12話までに登場したゴセイヘッダーの内、エキゾチックブラザーを除いたものがコネクトする。
ビービ虫
彗星のブレドランが操る怪しい生き物。群れてウォースターの宇宙人に取り付くと、巨大化させる能力を持つ。
芋虫のような印象の、細長い三角錐状の胴体にコウモリのような羽が生えていて、尻尾の先は銛の穂先のような形状。頭部はなく、胴体の先に大きな一つ目がついている。
epic3「ランディックパワー、分裂」で、流星のデレプタが「奇妙な生物だ。これまでどこの星でもみたことがないな」と語ると、彗星のブレドランは「私が、ありとあらゆる生き物の毒や病、悪意を練り上げて造ったもの」と応じる。
マスターヘッド(声優=沢木郁也)
あらゆる護星天使の指導者で、護星界を司る存在。epic1では、セリフで名のみ語られたが、epic2から、古代遺跡にあるような巨大人面像の姿が現れる。
護星界にあって、地球のゴセイジャーたちとは、当初テンソウダーで交信するのみ。ただし、通信は基本的には途絶していて、時々、偶然連絡がとれる。
  • 後、データスが起動すると、データス経由の交信もできるようになる。ただし、データスでも、テンソウダーの交信同様、時々偶然連絡がとれる。
マジス(演者=伊藤陽佑)
シーイック族の護星天使候補生で、ウォースターの地球侵出まで、ハイドのパートナーだった。epic10「ハイドの相棒」で、回想シーンに登場。ハイドの親友だった。流星のデレプタが天の塔を破壊したこ頃、地球を沸騰させようとしていたルビーウ星人、5000℃のクラスニーゴをハイドと共に迎え撃ち、捨て身の攻撃をして落命。アラタたちはその事情を知らなかったので、ハイド以外の4人とは面識が無かった模様。
魔虫兵ビービ
「ビービ兵」とも。ウォースターの下級兵士。
  • epic5「マジカル・ハイド」では、バグンテス星人、流感のウチュセルゾーが蔓延させる天才風邪ウィルスが、子供を魔虫兵ビービに変化させる。ウチュセルゾーに、この能力を与えたのは、彗星のブレドラン。
ミスティックブラザー
epic13「走れ! ミスティックランナー」で初登場。ダチョウ型の機械生命体ミスティックランナーが、巨大な卵のような物を背中に乗せている。ゴセイマシンの1種らしいが、他のゴセイヘッダーのようにヘッダーが地上の乗り物を参照にした感じではない(そういう画像も描かれない)。変り種か?
最初に召還された時は、大形の駝鳥程度の大きさで、高さ2m超ほどの見当。ミスティックランナーは、卵のようなものをキックして攻撃したりする。
ゴセイジャーがゴセイカードを使わなくても、自分の意思で巨大化できる。実は、背中に乗せている卵のようなものは、2つのヘッダーが組み合わさったもの。3対組のマシンが「ミスティックブラザー」。巨大化した後、ゴセイグレートに変形合体して、ミスティックゴセイグレートに。
モンス・ドレイク(スーツアクター=日下秀昭、声優=飯塚昭三)
宇宙虐滅軍団ウォースターの首魁。「大王モンス・ドレイク」とも。蛾のような外見の宇宙人。地球から「星の命を最後の一つまで奪いつくしてくれる」と豪語。
  • 度々、ゴセイジャーに阻まれる作戦に業を煮やすモンスドレイクは、epic11「スパーク・ランディックパワー」で、子飼いの手ごまらしいダイケシ星人、電撃のヨークババンガーを投入。これが倒されると、epic12「ミラクル・ゴセイヘッダー大集合」で、流星のデレプタを伴って出陣。「引力落としの儀式」で、月を地球に落とそうと試みる。
ランディック族
護星天使の一種族。草花をデザイン化した紋章を使っている。
傾向として誇り高く、勇猛果敢な種族。腕力、打撃力などが優れている。しばしば猪突猛進することも。高いプライドから、他の種族に偏見を抱く傾向も目立つ。簡単に言えば、体育会系のノリ。
  • ズテラメドロプ星人、研究のアバウタの分析によれば、ランディック族の2人は、「力任せに攻撃を繰り出すしか能の無いお前たち」とのこと(epic7「大地を護れ!」)。
  • データスによれば「とにかく突っ走る種族」とのこと(epic11「スパーク・ランディックパワー」)。
ランドシーバスター
ランディックアックス、ランディッククロー、シーイックボウガンを組み合わせて作る大形武器。ゴセイバスターよりは小ぶり。3枚の紋章カードをセットしてランドシーダイナミックを放つ。
ランディックブラザー
epic6「ブレイクアウト・ゴセイジャー」で初登場する、クワガヘッダー、サイヘッダー、ティラノヘッダーの3体のゴセイヘッダーの総称。高速移動の能力を誇るイラブンゴラ星人、韋駄天のヒドウに、ゴセイグレートが追いすがろうとした時、ゴセイブラックとゴセイイエローの手元に、召還カードが生じた。
サイヘッダーがゴセイグレートの右足先に、ティラノヘッダーが左足先に、クワガヘッダーが頭部に変形合体して、ランディックゴセイグレートとなる。ゴセイグレートの足先のヘッダーは、膝のジョイント部に移動、頭部は収納された後に、クワガヘッダーが合体。
ランディック族以外のゴセイジャーが、小形形態のランディッククブラザーを装着したゴセイブラスターを使うと、ブルーとの同時射撃で、ランディックバレットの合体攻撃を放てる。
流星のデレプタ(スーツアクター=岡元次郎、声優=小山力也)
ウォースターの幹部級宇宙人。鷹のような翼と蟷螂のような刃を持つ。天の塔を破壊し、直後にゴセイレッドに手傷を負わせた。
  • デレプタは、モンス・ドレイクと共に幾つもの星を滅ぼしてきたらしい。
    ブレドランのセリフでは、元々は「ウォースターの下っ端」だったと言うが、デレプタ自身の回想によれば、かつてモンス・ドレイクと一騎打ちで一戦を交え、モンス・ドレイクに評価されて右腕として抜擢され、「生まれ変わった」ようだ(epic12「ミラクル・ゴセイヘッダー大集合」)。
  • 流星のデレプタは、epic12「ミラクル・ゴセイヘッダー大集合」で、天装戦隊に倒される。

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「マトリンティす帝国が出てきてからゴセイジャーが面白くなってきてますなあ」

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